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[プレスリリース] CIOを復活させるシャドーIT

DC14-614(2014年12月15日)

組織に付加価値を与える新しい手段を模索するCIO

「シャドーIT 」が広がりつつある中、CIO (Chief Information Officer) は組織内でのリーダーシップをかつてないほど求められています。 これは、BTが世界の8つの地域で1000人のIT意思決定者に対して行なった最新の調査で明らかになった、逆説的な発見のひとつです。

「シャドーIT 」とは、経理部やマーケティング部などがITソリューションを独自に購入する行為をいい、現在その傾向が強まっています。 レポート「Art of Connecting:creativity and the modern CIO」 によると、76%のCIOがこういった傾向を組織内で目にしています。平均では、組織全体のITコストの四分の一を占めています。

各部署が独自にITソリューションを購入することへの自信が高まっていることで、CIOの注力分野は日々のサポート業務から、より戦略的なアドバイス、ガバナンス、そしてセキュリティを中心としたものにシフトしています。CIOはシャドーIT が増えた結果、セキュリティにこれまでよりも20%多くの時間と、相当な追加予算を費やしています。

コントロールを失い、全体の予算が大幅に削られる不安があるにも関わらず、シャドーIT による変化が、CIOの役割を進化させるユニークなきっかけをもたらしています。

BTグローバルサービスのCEO、Luis Alvarezは「CIOとは、戦略的な視点を持ちながらも組織全体にテクノロジーをクリエイティブに生かすことを促すには、完璧な位置づけです」と語っています。

10人のうち約6人が、役員会議においてCIOは2年前に比べてより中心的な存在になってきていると回答しました。そして68%が他の役員からの期待値は2年間で大幅に上がったと考えています。

CIOが責任を持つKPI (Key Performance Indicators) の性質にもそれが反映されています。元来、CIOはITの基準で評価をされてきましたが、今はテクノロジーよりもビジネスに関するKPIを課せられていると81%が回答しました。

それに伴い、64%の回答者が、組織全体で活動し、テクノロジーとスキルを結集して部署あるいは戦略的なビジネスの成果を挙げることができるクリエイティブなCIOが必要になってきていることを、役員たちが認識していると考えています。これはほとんどのCIOが前向きに享受すべき変化で、より革新的でクリエイティブでいることは仕事に役立つと69%の回答者が言っています。

デビアス社 (De Beers) のCIOのCraig Charltonは、「クリエイティビティとはビジネスの課題を真に理解していること、テクノロジーを真に理解していること、さらにその二つを重ね合わせることで磨かれます。差し迫ったビジネスの課題とテクノロジーを扱う高度な能力の融合が、すばらしいアイデアを生むのです。また、クリエイティビティがなければ、未来を見ることはなく、単純なサービスと旧来のITに注力する役割で終わってしまいます。」

CIOは、モビリティ (73%) 、ユニファイドコミュニケーション (72%) 、そしてクラウド (71%) をクリエイティビティを発揮する鍵となるテクノロジーであると見ています。また、これらはビジネスの成果を挙げるのに最も重要であると考えられています。従って、より多くのCIOがモビリティ、クラウド、そしてユニファイドコミュニケーションをクリエイティブに使うと、周りからのCIOへの期待に応える可能性が高まるということです。

Luis Alvarezは、「私自身もCIOで、今かつてないほど多くのチャンスがあり、あたかもCIOという職業にルネッサンスが起こる直前のように感じています。この新しい環境下では、クリエイティブで想像力に富み、先見性を持ち、そしてITパートナーからイノベーションや新しい考え方を求める、そんなCIOが成功するでしょう。」と話しました。

ガートナー社 (Gartner) の副社長Dave Aronらは*1、「デジタル化はもはや前座ではなく、舞台の中央に躍り出て、大変革を起こそうとしています。CIOはビジネスの変革期において、強いデジタルのリーダーシップをとるユニークなチャンスに恵まれています。このチャンスをつかむには、長きに渡り保たれてきた行動や信条を変えることが必要です」と書きました。

BTについて

BTは、コミュニケーション・ソリューションおよびサービスを、世界170以上の国で提供する世界的なリーディングプロバイダーです。その中心的サービスは、ネットワークITサービス、英国内で提供している移動中でも利用可能な業務用や住宅用の市内・長距離・国際通信サービス、ブロードバンドやインターネットサービスと関連製品、それにFMC(固定通信と移動通信の融合)用のサービスや製品などです。BTの主要な事業は、BT Global Services(国際事業)、Openreach(アクセスネットワーク事業)、BT Wholesale(コアネットワーク事業)、BT Retail(英国内事業)の4部門で構成されています。

2013年3月期のBTグループ全体の総売上高は約180億1,700万ポンド(日本円:約2兆8,000億円)で、税引き前利益は25億100万ポンド(日本円:約3,900億円)でした。

ブリティッシュ・テレコミュニケーションズ(British Telecommunications plc, BT)はBT グループの100%出資子会社で、BT グループの事業や資産を管理しています。BT グループはロンドン(London Stock Exchange: BT.A )およびニューヨーク(NYSE: BT)の証券取引所に上場しています。

詳細については、BT Group plcのホームページ(英語)をご参照ください。http://www.btplc.com/

* 記載された会社名・製品名は、各社の登録商標または商標です。

*1 Gartner, Flipping to Digital Leadership: The 2015 CIO Agenda, 04 October 2014, Dave Aron et al.

このレポートについて

“Art of Connecting: creativity and the modern CIO” は米国、英国、ドイツ、ブラジル、スペイン、オーストラリア、ベネルクス三国、シンガポールの955人のIT意思決定者への調査をもとに作成されました。この調査は2014年11月より第三者の市場調査会社であるVanson Bourne社により行われました。レポートはこちら (www.bt.com/creative-cio) からダウンロード可能です(英語のみ)。

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